銀山温泉の穴場スポット銀鉱洞や白銀公園内を巡る

観光スポット紹介

まるで大正時代へタイムスリップしたかのようなレトロな景色が広がる銀山温泉。
銀山川に対峙しながら立ち並ぶ木造の温泉旅館や
映画「千と千尋の神隠し」の舞台とも噂される旅館があったり
また国民的ドラマ「おしん」の撮影地としても知られています。

銀山温泉
銀山温泉おしん

とくに冬の時期は深い雪に覆われる秘境でありながら
フォトジェニックな雪の夜、雪化粧をした街並みが人気で
国内外問わず多くの観光客が訪れます。

そんな銀山温泉は名前の通り銀が取れる山(銀鉱)としても有名でした。
1456年(康正2年)に温泉街近くの延沢銀山(のべさわぎんざん)から銀が取れるとしられてからは
1671年(寛文11年)まで日本トップクラス採掘量を誇る大銀山で有名でした。
そんな延沢銀山も次第に採掘量が減少し延沢銀山の銀鉱は閉山してしまいました。
しかし銀山温泉は閉山後も湯治の名湯として人気だったので
最盛期より人口は減少したものの今尚、日本屈指の人気温泉街として有名です!

そこで今回は歴史ある銀山温泉を全身で感じることができる
魅力的な穴場スポットや白銀公園内を紹介をします。
*今回紹介している場所はすべて無料です!

銀山温泉の場所

〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑

温泉街は車両禁止となっています。
周辺の駐車場は旅館やホテルを利用する方の駐車場などとなっています。
日帰りなどで訪れる際のおすすめ駐車場を記事にしていますので
そちらを参考にしていただければと思います。

【銀山温泉日帰り旅行者必見‼おすすめ無料共同駐車場】


銀山白銀公園

銀山温泉街は通常↓の至尾花沢(マップ下部)から上部に向かって
温泉街へと入っていきます。

白銀公園マップ

趣ある温泉街を進み続けるとこう公共トイレや疎水坑口があります。
そこから少し進むと 白銀公園散策路となります。
散策路のほとんどはコンクリートに舗装されていますので歩きやすいです。
*最後の方で注意点を詳しく書いています

白銀公園
ちょうど そば処瀧見亭 正面にあります
銀山温泉トイレ
階段から散策路へ入ります
疎水坑口
トイレと散策路階段の間に 疎水坑跡 があります

また温泉街の旅館と旅館の間からも散策路に抜けられる裏道もありますので
そちらも各スポットとあわせて紹介していきます!

銀山温泉 疎水坑跡

まず最初に紹介するのは
水を排出するために使われていた坑道です。
先ほど紹介した公共トイレすぐ脇の入り口から数メートル見学できます。
内部には所々に当時、掘ったときのノミ跡などが残っており
常に水滴がしたたり夏に訪れるとひんやり涼しい場所です!

銀山温泉疎水坑跡
散策路前に案内板が出ています
銀山温泉疎水坑跡
銀山温泉疎水坑跡
銀山温泉疎水坑跡
銀山温泉疎水坑跡
すぐに行き止まりとなりますので所要時間は5分くらいですかね(^^;
銀山温泉疎水坑跡
壁や天井にもノミ跡が観られます

延命地蔵

トイレを過ぎ道なりに進むと白銀公園散策路への階段となりますが
その手前右側を進むと 延命地蔵があります。
山形百八地蔵尊、第九十一番霊場です。
健康長寿・厄除けを祈願したものとされています。
散策路から少しそれてしまいますが、せっかくなら立ち寄るのがおススメです!

延命地蔵
延命地蔵
銀山温泉延命地蔵

銀の滝

白銀公園散策路の階段をのぼり道なりに少し進むと
銀の滝がみえてきます。

白銀公園散策路
白銀公園散策路
そば処瀧見亭

せことい橋

銀の滝を過ぎるとすぐに赤い橋 せことい橋 があります。
橋からは先ほどの 銀の滝を上流側からみることができ
反対側からは 籟音(らいおん)の滝 がみえます。

せことい橋
籟音の滝

籟音(らいおん)の滝

せことい橋を渡り進むと 籟音の滝 へと近づいてきます。
テーブルとイスがありますので、涼を感じながら軽食を取るのも
良いのかなとおもいます。

籟音の滝
籟音の滝
籟音の滝

こうもり穴

籟音の滝向かう手前に こうもり穴 がありますが
残念ながら現在通行止めで先へ進むことはできません( ノД`)

こうもり穴

長蛇渓

籟音の滝を過ぎると銀山川が曲がりくねっている様子から名付けられた渓谷
長蛇渓(ちょうだけい)のすぐそばを風光明媚な散策を楽しむことができます。

長蛇渓
長蛇渓
長蛇渓

河鹿橋

上流へと散策路を進むと石造りのモダンな橋
河鹿橋(かわしかはし?)があります。
渡った先にはベンチがあり、長蛇渓のゆるやかな流れや
せせらぎを眺めることができます。

河鹿橋
銀山温泉河鹿橋
河鹿橋

斎藤茂吉の碑

河童橋を渡り下流側へ少し進むと
詩人で有名な 斎藤茂吉 が銀山で唄った首の
石碑があります。

「蝉のこゑひびかふころに文殊谷吾もわたりて古へおもほゆ」

斎藤茂吉の碑

夏しらず坑

河童橋を渡り道なりに進むと 夏しらず という場所が現れます。
案内板で名前をみたときはどんな場所なのかと疑問でしたが
実際に行ってみると感動しました。
私が訪れたのも夏の朝ですでに汗ばみながら散策していたのですが
この 夏しらず鉱の前にくるとキンキンに冷えた風がでています。

いわゆる富士山の麓や山などにある 風穴(ふうけつ)と同じで
地下から冷気が吹いていて夏場でもとても涼しので
夏しらずなんだと実感できました。

夏に訪れた際は是非この天然のクーラーを体感してください(^^)

余談ですが以前にも登山で 風穴 を発見し子供と感動した
登山記事を書いてますので、時間のあるかたはそちらもご覧ください。
【只見絶景スポット!!会津のマッターホルン・蒲生岳を親子登山】

夏しらず坑
夏しらず坑
夏しらず
夏しらず
500ピース ジグソーパズル 雪化粧の銀山温泉 (山形) 52cmx38cm

長者の池

夏しらず抗を後に先へ進むと 銀鉱洞入口 の案内がでてきます。
案内通りに進むと開けた広場にでます。
*後程、紹介する【おもかげ園】
そこにあるのが 長者の池 です!
アジサイが綺麗に咲いており鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。

白銀公園散策路
白銀公園散策路
白銀公園散策路
白銀公園散策路
白銀公園散策路
長者の池
長者の池
長者の池
長者の池

延沢銀鉱洞(延沢銀山遺跡)

長者の池の脇を通り進む(反時計周り)と 延沢銀鉱洞 の入り口が出てきます。

中はライトアップされてい遺跡の名残を感じながら散策できます。
そのまま進み続けると反対側の出入口から出ることができ
おもかげ園トイレ脇から戻ることができます。
*次の項目で おもかげ園 紹介しています

延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞
延沢銀鉱洞

おもかげ園

白銀公園のもっとも奥地にある銀採掘の跡地「おもかげ園」には
公衆トイレと昔の銀山温泉の様子を写した写真パネルがあります。

こちらで休憩がてら昔の銀山温泉に思いをはせるのも浪漫ですね!

おもかげ園
おもかげ園
おもかげ園
銀山温泉トイレ
おもかげ園
銀山温泉おもかげ園
銀山温泉おもかげ園
銀山温泉おもかげ園
銀山温泉おもかげ園

滝の不動尊

散策路を引き返し せことい橋を渡ったところまで戻ると分岐があります。
その分岐を今度は違う方へ行くと白銀滝の上流に鎮座している
滝の不動尊 へと行くことができます!

滝の不動尊
滝の不動尊
滝の不動尊

山ノ神神社

滝の不動尊の少し手前にまた分岐ががあり 山ノ神神社 へ行くことができます。

古くから山ノ神神社は延沢銀山の鎮守だったようです。
散策路を山ノ神神社へと進めば銀山温泉街を見渡せたり
杉の木並木を歩いたりと森林浴を楽しみながら神社へと向かえます。

銀山温泉散策路
銀山温泉散策路
銀山温泉散策路
階段を上り進むと分岐が現れます
銀山温泉散策路
銀山温泉散策路
分岐を反対から見た様子(右が神社方面)
銀山温泉散策路
銀山温泉散策路
銀山温泉散策路
銀山温泉散策路
白銀公園散策路
白銀公園散策路
白銀公園散策路
白銀公園散策路
山ノ神神社
山ノ神神社
山ノ神神社
山ノ神神社
山ノ神神社
山ノ神神社
山ノ神神社

山ノ神神社から温泉街への別ルート

山ノ神神社へ向かう途中に温泉街へ行ける道との分岐があります。

つまり温泉街から最短コースで 山ノ神神社へと行けるルートです!
分岐から階段を降りて行くと 旅館やなだや と 旅館 古勢起屋の間を抜け
温泉街のメインストリートへとつながります!

白銀公園散策路
白銀公園散策路
旅館の裏側を下っていきます
白銀公園散策路
銀山温泉街
白銀公園散策路
白銀公園散策路
銀山温泉裏道
左 やなだや 右 古勢起屋
銀山温泉裏道
銀山温泉裏道
間を抜けた正面には 旅館永澤平八

まとめ

今回は銀山温泉の白銀公園を中心に様々な場所を紹介しました。

温泉でのんびりしたり、温泉街を観てまわるのも良いですが
湯涼みがてらに今回紹介したスポットを巡ってみてはいかがでしょうか?
散策路の9割くらいは舗装されていますので、スニーカーなどでも気軽に散策できます。

注意点として
そこそこ山の中ですので夏場は虫がいたり
また、たまたま私は蛇に出くわしました(^^;
これらをふまえて服装や恰好を選んで散策してください。

散策で一汗かいてからの温泉もまた格別だと思いますので
この記事をご覧になったかたは是非、足を運んでみてください!

他の温泉街も紹介していますので
よろしければそちらもご覧ください(^^)
【草津温泉を駐車料無料で観光・食べ歩きを楽しむ】


コメント

タイトルとURLをコピーしました