子供と巡る戊辰戦争の地【二本松城】からの【二本松しんきん城山プール】

トレッキング日記
霞ヶ城

㋅中旬の日曜日
㋅とは思えぬ30℃超えの暑さのなか
家の片づけをしていると
あまりの暑さでプールに入りたがる子供たち
子供たちがいない方が片づけがはかどると妻に言われたので

午後に娘3人をつれて
【二本松しんきん城山プール】へ行くことに

家からは車で40分と少々時間はかかるが
施設はキレイで設備も整っているので
よく行くプールです

名前の通り二本松城の近くにあり
以前にひとりで写真の練習がてら訪れたときに
いいコースで頂上からの眺めも良かったので
今回はプールに入る前にさらに一汗かいて入ろうとなり
娘達3人と一緒に
【にほんまつ城報館】から頂上の【二本松城本丸跡】まで登ろうとなった

二本松城へ行く前におススメ【にほんまつ城報館】

にほんまつ城報館

二本松城見て回る際には
【霞ヶ城公園第一駐車場】に車を停めるて
【箕輪門】から入城しスタートするのが一般的だと思う

今回は車を【にほんまつ城報館】の駐車場に停めて
館内を見てから二本松城散策をすることにした

にほんまつ城報館駐車場

この【にほんまつ城報館】は2022年4月にオープンしたようで
館内や外のテラスや階段などとても綺麗でした

にほんまつ城報館
にほんまつ城報館館内
二本松市歴史観光施設

館内に入るとすぐ右手に
【二本松提灯祭り】で使用される『提灯山車』が展示されています
とても大きく迫力があります

実際の祭りを見たときはないのですが
この提灯山車が複数台で町内を廻るのだから
圧巻だろうなと感じます
いつか生で見たいとおもいます

提灯山車
二本松提灯祭り
提灯山車

反対の左側には【二本松城ガイダンス室】があり
ここで二本松城に関するムービーをみることができます
これから行く場所がどういったところなのかを
子供たちにさらに想像を深めてもらいました

にほんまつ城報館案内図

有料の【二本松歴史館】も奥にありましたが
今回は時間の都合でいけませんでした

他にも複数の部屋に別れていて
二本松の歴史に関する展示物だったり
期間限定でイベントやワークショップをやったりしているようです

にほんまつ城報館2階
にほんまつ城報館展示室
にほんまつ城報館2階テラス

2階から外へ出ることができ
少し歩けば【霞ヶ城公園第一駐車場】の近くを通り
散策スタート地点に到着です

【にほんまつ城報館】の詳細はこちらの公式ページをご覧ください

二本松城散策開始!たくさんの見どころを通りめざすは本丸跡!!

霞ヶ城

【二本松少年隊】

歩きはじめるとすぐに【二本松少年隊】の像が現れます

戊辰戦争の戦いにおいて出陣を志願した13歳から17歳までの少年たち
長女とさほど変わらない年の子が戦にかかわっていたと考えると
私もふくめ平和な時代に生まれてよかったと感じます

霞ヶ城の正門【箕輪門】

箕輪門

二本松少年隊の像を後に進むとゆるやかな階段をのぼり
遠くより見えたいた【箕輪門(みのわもん)】を間近で見ることができる

箕輪門
箕輪門
箕輪門
箕輪門

復元された石垣も見応えがあるが
門をくぐり中へ入ると
土塀に代えて植えられたとされる【箕輪門のアカマツ】
樹齢350年を越えのアカマツの古木群も
見どころのひとつです

さらに進むと【塀重門跡】が現れ
お城へ攻める気持ちで歩いてみると
死角となる作りになっていて
子供たちもドキドキしていました

塀重門跡

二本松菊人形の会場で有名 【三ノ丸跡下段】

三ノ丸跡

階段をのぼると開けた場所にでる
ここは毎年10月上旬から11月中旬におこなわれる
【二本松の菊人形】のメイン会場となり屋台なども並びにぎわう
以前訪れたときはちょうど開催中だったが
見ることができなかったので今年はみんなでまた訪れたいと思う

三ノ丸跡下段
三ノ丸跡下段

また城内には複数箇所トイレが設置されているが
ここの端にもトイレがあります

【霞ヶ池】から【丹羽霊祠殿】まで

【三ノ丸跡下段】から先へ行くと
蓮が池をおおっている【霞ヶ池】がある
今回は蓮の花は咲いていなかった

霞ヶ池
霞ヶ池

池から少し行ったところに【智恵子の藤棚】があらわれる
こちらも咲いていなかったが
開花時期は藤の花でキレイなことだろうと思う

智恵子の藤棚

そこからまた道なりに登っていくと【霞ヶ池】から見えていた
有形文化財(県指定)【洗心亭】へ行くことができる
二本松城内に設けられた茶室の1つで「墨絵の御茶屋」と呼ばれ
茶室は数棟あったそうで洗心亭はその内の1つで17世紀中頃に建築された
城内で唯一残っている江戸時代からの建物のようです
この日は営業してませんでしたが
本格的な抹茶など味わうことができる

二本松城散策路
洗心亭
霞ヶ池

散策路にもどり先へ進むと【霞ヶ城の笠松】という面白い一本松が出てくる
子供たちはクリスマスツリーみたいと言っていましたw


そこからもう少しのぼると見えてくる建物は【丹羽霊祠殿(にわれいしでん )】です
歴代の二本松藩主が祀られている建物で別名【丹羽神社】と呼ばれています

丹羽霊祠殿
丹羽神社

【見晴台】から【少年隊の丘】を抜け【搦手門跡】へ

丹羽霊祠殿から散策路に戻り登っていくと【見晴台(東屋)】が出てくる

見晴台

目の前に安達太良山を眺めることができる
この日は雲がかかっていて綺麗に見ることはできなかったが
かわりに空から【天使の梯子】がおりているのが拝めた

そこから階段をのぼって行くと【智恵子抄詩碑】があり
さらに先は進むと【少年隊の丘】にたどり着く

二本松城階段
智恵子抄詩碑
少年隊の丘

少年隊の丘は二本松少年隊が当時訓練を実施していた場所
石碑なども建てられており
子供たちも少し思うことがあったようだ

少年隊の丘
少年隊の丘

1年生の三女は登りばかり続く散策路に疲れてきたのと
プールへ行きたいあまりグズり始めたが
もう少しで本丸跡へたどり着けるので
『頑張ろう』と再び歩みだした

二本松城案内
二本松城見晴
二本松城散策

そうして次に現れたのは【搦手門跡(からめてもんあと)】で
【箕輪門】とはまた違った味わいを楽しめます

搦手門跡

いよいよ頂上【二本松城 本丸跡】へ

二本松城 本丸跡

スタートから登り続けてようやく見えてきた本丸の石垣

霞ヶ城階段

最後の階段を登ると本丸跡へ到着
本丸の石垣を一巡してから上がってみると
南北それぞれの街並みを眼下に見ることができ
安達太良山の眺望もいい
ここは子供たちも喜んでくれた

二本松城 本丸跡
二本松城 本丸跡
二本松城 本丸跡
二本松城本丸跡
二本松城本丸跡
二本松城本丸跡
二本松城本丸跡
二本松城本丸跡

しかし意外に印象に残ったものが
丹羽和左衛門、安部井又之丞 自尽の碑】でした

丹羽和左衛門

案内板にも説明書きがされていますが
切腹をしたさいに軍扇(ぐんせん)の上に
自分の内臓をつかみ出して絶命していたとのこと

子供たちにはよほどショッキングな内容だったみたいです

帰りは別ルートで

頂上の本丸跡をひとしきり散策したので駐車場へ戻ることに

帰りは本丸跡から別なルートで戻ることに
行きが登りだったぶん帰りはほぼ下りだった

二本松城散策
二本松城階段

帰り道の途中には
二本松城最古の石垣を見ることができ

二本松城石垣

【日影の井戸跡】という井戸をみることもできる

日影の井戸跡

終盤のほうに現れたのは【児童遊園地】という名の公園
さんざん『疲れた』と言っていた三女と次女なのに
遊具が見えた途端に走り出し遊びはじめた

児童遊園地
二本松城児童遊園地
二本松城児童遊園地

当初の目的であるプールをエサに早めに遊びを終わらせ

二本松城児童遊園地

車を停めていた【にほんまつ城報館】の駐車場に戻ってきた

にほんまつ城報館
にほんまつ城報館

お目当ての【二本松しんきん城山プール】へ

二本松城散策を終え【にほんまつ城報館】を出ることに
ちなみに駐車場へ戻ってきたのは16時50分頃
【にほんまつ城報館】は17時までだったらしく
もう少しで駐車場から出れなくなるところだった

そこから5分かからないくらいで目的の
【二本松しんきん城山プール】二本松市城山市民プールに到着

二本松しんきん城山プール

大人500円 小中学生200円 幼児無料と格安です

更衣室内もキレイで設備も整っています
写真撮影禁止となっているので
詳細は公式ホームページを見ていただけると分かりやすいと思います
【二本松しんきん城山プール】公式ホームページ

19時まで遊泳可能ですが入館するのが遅かったので
散策の疲れも考慮し90分程泳ぎ遊んで上がり
帰路へ着くことに

二本松しんきん城山プール

まとめ

【二本松しんきん城山プール】へは何度も行ってますが

二本松城へ子供たちと訪れたのは初めてで
夕方頃に訪れたこともあり空いていました

新緑の季節を感じながらの散策も良かったですが
紅葉もきれいなようなので【二本松の菊人形】の開催期間と合わせて
秋にまた家族で訪れてみたいと思いました

駐車代、入場料もかからず無料で楽しめる良い場所です
また本丸跡付近まで車で行くことも可能なので
歩くのが苦手な子でも簡単に登れます

周辺には飲食店もありますので
プールと合わせて1日のんびり二本松城を楽しむことができると思います

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