キャンプや家庭でも大活躍の
高スペック対流型ストーブ
CORONA(コロナ)SL-6624
TOYOTOMI(トヨトミ)KS-67H
この2種類を比較説明したいと思います
冬キャンで必要になってくるモノといえばストーブです
ストーブを使用する場合
薪ストーブか石油ストーブ
この2種類になってくるかと思います
我が家では荷物をできるだけ少なくしたい
薪をくべるのがメンドイなどの理由で
石油ストーブを使用しています
しかし・・・
4年程使用していた
CORONA(コロナ)SL-6624
メルカリで格安で手に入れ自家塗装して
愛用していたのですが調子が悪くなってしまい
ニオイやススが出るようになってしまい
(2024冬 テント内真っ黒事件が発生)
芯を交換してみたりと試行錯誤したのですが
安全を考慮し新しいストーブを買うことに
そこで購入したのが
TOYOTOMI(トヨトミ)KS-67H
このストーブが
CORONA(コロナ)SL-6624と数値上ほぼ同スペック
対流型ストーブを購入検討する方を悩ませる
2大巨頭となっていますので
そんな方に少しでも参考になればと思い
今回せっかくなので2台並べて比較してみました


2種の基本スペック
まずは
CORONA(コロナ)SL-6624と
TOYOTOMI(トヨトミ)KS-67Hの
基本スペックを紹介して行きます

名称型番 | CORONA(コロナ)SL-6624 | TOYOTOMI(トヨトミ)KS-67H |
値段 | ネット販売価格 約21,000円 (メーカー価格税込37,180円) | ネット販売価格 約21,000円~(色によって変動) (メーカー価格税込28,380円) |
暖房出力 | 6.59kW | 6.66kW |
畳数 | 木造(戸建)17畳まで(28.0㎡) コンクリート(集合)23畳まで(38.0m2) | 木造(戸建)17畳まで(28.0㎡) コンクリート(集合)24畳まで(39.5㎡) |
寸法(置台を含む) | 高さ598mm×幅460mm×奥行460mm | 高さ583mm×幅482mm×奥行482mm |
本体重量 | 9.9kg | 11kg |
タンク容量 | 7.0L | 6.3L |
電子点火(必要電池本数) | 単1×2本 | 単2×4本 |

それぞれの独自機能
基本情報以外にも
それぞれ独自に特化した機能があります
それらを紹介します
CORONA(コロナ)SL-6624
電子点火
ワンプッシュですばやく点火。ヒーター切れの心配もありません
(ピーという放電音がして点火します)
単1×2本が必要です
対震自動消火装置
燃焼中に本体が揺れを感知すると
対震自動消火装置が作動して消火します


防災製品推奨品マーク
一般社団法人 防災安全協会の「防災製品等推奨品」に認定されています
【防災推奨品】の詳細は下記をご覧ください↓
災害時に、有効に活用でき安全と認められる「防災製品等推奨品マーク」
TOYOTOMI(トヨトミ)KS-67H
でるでる芯
石油ストーブの芯は何年か使用すると劣化し火力が弱くなります
そのため、通常はその都度、石油ストーブの芯の交換をしなければなりません
しかし、でるでる芯はつまみを操作するだけでシャープペンの芯を
伸ばすように芯を約2mmずつ上げる事が出来ます
購入時から数年使い、火力が弱くなったら1段目を上げて数年
そして2段目を上げてまた数年と、2段階上げることが出来ます
芯交換の手間を省くことができるのに加えて、2回分の替え芯料金を節約でき
環境面に対してもエコで経済的です
ちなみにコロナSL-6624の芯を交換したことがありますが
2000~2500円程度します

点火ツマミを回すだけの簡単一発点火
トヨトミの石油ストーブには電子点火を採用しています
電子点火は、点火ツマミを回すと放電が起こり
素早く芯に点火させます
従来の石油ストーブはニクロム線の点火ヒーターを採用し
断線のトラブルがありましたが、電子点火なら断線の心配がなく点火はスムーズです
点火する時ピーという放電音がするので点火動作の合図にもなります
(単2×4本を使用)
ニオイセーブ消火
嫌なニオイを発生させにくい消火方法
火は急にいっきに消火してしまうと、ニオイの原因である未燃ガスが発生してしまいます
ニオイセーブ消火では、ゆっくり徐々に火を消していく方法を採用し
ニオイの原因である未燃ガスを燃やし切り、ニオイの発生を抑えます


2重タンク構造
油タンク内が2重構造になっています
給油口から給油された灯油は外側のタンクから細いパイプを経由して
内側のタンクに供給されて、芯へ浸透していきます
そのため万が一、本体が倒れた場合も灯油がこぼれにくい構造になっています

対震自動消火装置
トヨトミの対震自動消火装置は石油ストーブが地震や強い衝撃を受けたときに自動消火する機能で
転倒などによる火災を防止するための保護にもなります
点火つまみを回す(またはレバーを下げる)だけで、自動でセットされる仕組みなので
もしもの時に「セットし忘れてた」なんて心配もなく、どんな時にも心強い機能です
RoHS(ローズ)指令
欧州連合(EU)が施行した特定有害物質規制をクリア
RoHS(ローズ)指令の詳細は下記のサイトをご覧ください↓
【RoHS指令とは?】
写真での比較
写真での比較です
全体

天板部




TOYOTOMIトヨトミKS-67Hにはオプションで五徳もあります
燃料タンク


扉


窓雲母(まどうんも)
コロナSL-6624には窓雲母が2ヶ所ですが
トヨトミKS-67Hは1ヶ所です


2台使用してみての感想
ここでは実際に2台使用してみた個人的感想を
いくつか述べたいと思います


燃費問題
トヨトミKS-67Hの方が燃料計の減りが早く感じますが
これは恐らくタンク容量がトヨトミKS-67Hの方が
少ない上に出力も強いので
燃費が余計にトヨトミKS-67Hの方が早く感じます
トヨトミKS-67Hの方がスタイリッシュ!?
寸法上はトヨトミKS-67Hの方が横幅・奥行きともに少し
コロナSL-6624より大きいのですが
トヨトミは燃料タンクも台座も円形のため
実際見比べるとトヨトミKS-67Hの方スタイリッシュに見えます
窓雲母が2つある大きい
実際の暖かさに影響はないとは思いますが
窓雲母が1つよりは2つあった方が見た目的に
暖かさを感じれるような気がします
またストーブの火のゆらめきが好きな人は
窓雲母が2ヶ所あるコロナに一票入ると思います
分解のしやすさ
限られた人しか分解したりはしないと思いますが
トヨトミの方がパーツが単純で分解しやすいと思います
天板もコロナは持ち運び用取っ手を外す手間がありますが
トヨトミは良くも悪くも上に持ち上げれば簡単に外れます
まとめ
個人的な感想も多い比較レビューになってしまいましたが
どちらも冬の寒い部屋やテント内を暖かくするには申し分ないと感じます
燃費やサイズ感も誤差の範囲だと思いますので
購入で迷わられているかたはデザインやカラーなどの
見た目で決めてしまっても良いのではないでしょうか?
ストーブ自体大きさもあるのでインテリアとしてのマッチングも重要です
両方ともカラーバリエーションが数種類ありますので
室内の雰囲気などに合わせて選ぶのもおすすめです
最後に我が家はキャンプで使う前提で購入しましたが
テント内で使用する際は正しくストーブが設置されていることを確認し
テントの外で安全に作動していることを確認してから
一酸化炭素チェッカーとともに使用することをおすすめします
(あくまで自己責任で)
我が家は冬キャンでストーブを使用していて1度ひどい目にあったので
本当に注意が必要です
命にかかわります
正しく使って寒い冬を暖かく快適に過ごしましょう
冬でも楽しめるキャンプ場をいくつか紹介してますので
良ければそちらも合わせてご覧ください
まるで北海道⁉大草原広がる【鹿角平観光牧場キャンプ場】をレビュー
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