子供たちと行く奥会津・柳津観光と湖水浴と赤べこを巡る旅(前編)

旅日記

7月下旬に夏休み真っ只中な
娘3人を連れて湖水浴でもしに行こうとおもい
毎年キャンプで訪れている
福島県金山町にある【沼沢湖】へ泳ぎにいこうとなりました

せっかくなので沼沢湖へ向かう途中に
通っていく【金山町】を観光してみることに
実際に訪れてみると新しい発見も多く
三島町のちょっと珍し品を食べれる食堂へいったり
湖水浴もしっかり楽しみながら
帰り道は赤べこスポットを巡ったりと
日帰りでしたが楽しく充実した1日を過ごすことができました

そんな1日を記事にしてみましたので
よろしければご覧ください
お子様連れのお出かけはもちろん
旅行などを計画中のかたにも
少しでも参考になれるような
情報も載せていきます

赤べこ発祥伝説の地【福満虚空蔵菩薩圓藏寺】

福満虚空蔵菩薩圓藏寺

今日のメイン目的地【沼沢湖畔キャンプ場】へと向かう途中
会津坂下ICを降りてから10分ほど走ると到着する
福満虚空蔵菩薩圓藏寺(フクマンコクウゾウボサツエンゾウジ)
という長い読み名のお寺

いつも国道を走行しているとチラッと見え
気にはなっていたのですが中々行く機会がなく
今回はせっかくなので観にいこうとおもい
子供たちと行ってきましたので
簡単ですが紹介します

福満虚空蔵菩薩圓藏寺とは

1から説明すると読み飽きられてしまいそうなので
簡単にまとめます
詳しくは公式ホームページをご覧ください↓
https://temple.aizu-yanaizu.com/faith/#origin

福満虚空藏菩薩(フクマンコクウゾウボサツ)

延暦二十三年(804)弘法大師というすごいか人が
中国から凄い霊木をもらって帰国し海に流したら
和歌山県に漂着し
それを3つに切って再度流したら
その木が千葉県(能満虚空藏菩薩 千光山 清澄寺)
茨城県(大満虚空藏菩薩 村松山 日髙寺)
そして
この福島県柳津にも流れ着き
その凄い木で作られた尊像が
福満虚空藏菩薩という像で
このお寺の名前の由来にもなっており
古くから信仰されているそうです

千葉、茨城、福島の3か所を合わせて
日本三所の虚空藏菩薩として知られているようです

赤べこ発祥の伝説

福満虚空蔵菩薩圓藏寺が有名な理由がもうひとつ
誰もが目にしたときのある【赤べこ】発祥の地とされているからです

1611年に会津地方を襲った大地震で柳津も大被害を受け
倒壊し多くの死者が出ました

それから1617年に初めて虚空藏堂(本堂)は現在の巌上(がんじょう)に建てられたそうです
本堂再建に使われた大材は只見川上流の村々からの寄進を受け
只見川を利用して運ばれましたが
ここから巌上に運ぶのに大変困り果てていたところ
どこからともなく力強そうな赤毛の牛の群れが現れ
大材運搬に苦労していた黒毛の牛を助け
見事虚空藏堂を建てることができました

赤毛の牛の群れはなぜか虚空藏堂の完成を待たずに
どこかへ姿を消したと言われ
後に大材を運んでくれた牛に感謝の気持ちと
ねぎらいをこめて建立されたのが開運「撫牛」であり
一生懸命手伝った赤毛の牛を「赤べこ」と呼び
忍耐と力強さが伝わりさらには福を運ぶ
【赤べこ】として多くの人々に親しまれるようになったようです

これが当地柳津が「赤べこ発祥の地」と言われている由縁です

福満虚空蔵菩薩圓藏寺の駐車場

福満虚空蔵菩薩圓藏寺は巌上(がんじょう)に建てられているため
車で行く場合には

下側の駐車場に停めて観てまわるのと
上側の駐車場に停めて観てまわることができます

下側の駐車場(クマ注意の看板がやや気になります)
上側の駐車場

私たちは今回下の駐車場に車を停めて
階段を登りながら【北山門】を通り
観てまわりました

下側の駐車場は4~5台くらいしか停めれませんが
周辺の饅頭屋やお土産屋さんが近く
買い物などもおこないやすいと思います

上側の駐車場は下と違って広々としており
平日だったためかガラガラでした

また下側の駐車場を少し下ったところに
柳津観光協会案内所駐車場があり
こちらも有料ではありますが複数台停めれて
観光しやすい場所です

福満虚空蔵菩薩圓藏寺の見どころ

駐車場に車を停めていざ
福満虚空蔵菩薩圓藏寺の敷地を観てまわるのですが
肝心の本堂は撮影禁止だったので撮れていません

しかし
本堂の他にもいろいろと見どころがあります
旅行時間の関係上
すべて観てまわることはできませんでしたが
よかったと思ったところ紹介していきます

【北山門】

先述のとおり下側の駐車場に車を停め
本堂を目指すべく階段を登り始めると
すぐに表れるのが
【北山門】です

北山門


門構えと門に掲げられている【福満】の字が
歴史を感じさせながら迎えてくれます

福満虚空蔵菩薩圓藏寺

【北山門】をくぐり階段を登るとすぐに
福満虚空蔵菩薩圓藏寺です

福満虚空蔵菩薩圓藏寺


中に入ると参拝できます
海外からの観光客が多いのか
参拝方法も丁寧に書かれていました
私たちが訪れたときも中国系のお客さんが多く感じました

堂内の天井部に複数の絵が飾られていて
思わず見入ってしまいます

そして
本堂の外からは只見川と瑞光寺橋(ずいこうじばし)の
美し景色を見ることができます
欄干の前に立ち記念撮影をする人も多く
私たちも記念に1枚撮ってまいりました

瑞光寺橋
只見川


大撫牛(開運撫牛)

本堂を通り出て更に先へ進むと
【大撫牛(おおなでうし)】の像があります
銅像の牛
石像の牛の2体がありました

大撫牛
開運撫牛

この撫牛は【赤べこ発祥の伝説】ところで
少し登場する【黒毛の牛】です
大材を運んでくれた牛に感謝の気持ちと
ねぎらいをこめて建立されたのがこの開運「撫牛」です

もちろんみんなで撫でまくってきました

全国的にも珍しい【狛牛】と【狛虎】

大撫牛(開運撫牛)の近くに
【南山門】へと降りて行く階段があります
そこには狛犬ならぬ【狛牛】と【狛虎】の像があります

狛牛と狛虎
狛牛
狛虎

これは福満虚空蔵菩薩圓藏寺が
丑・寅歳生まれの一代守本尊とされているからです

丑・寅生まれのかたは
ご利益が一層ありそうです

人形塚

人形塚

【大撫牛】や【狛牛】、【狛虎】をあとに進むと再び階段を少し登るようになります
登りきると開けた場所にトイレや消防屯所など
様々な建物などがあります
※上側の駐車場もこの近くになります

そんな一画にあるのが【人形塚】です

全国から寄せられた人形や観音像などが埋葬されて
この石像を建てたようです

人形塚

この他にも
ところどころに様々な像があり
子供もあきずに散策していました

福満虚空蔵菩薩圓藏寺
新城杏所の句碑
慈母観
奥乃院

【いなばや菓子店】で柳津銘菓あわまんじゅうを食す

ひととおり福満虚空蔵菩薩圓藏寺内を観てまわり
【南山門】から階段を下って
下の道路へ降りてきました

南山門
圓藏寺南山門
圓藏寺南山門


この道路を登れば車を停めた駐車場に戻れるので
【柳津観光協会案内所】の前を通り
坂道を登って駐車場に戻ります

福満虚空蔵菩薩圓藏寺
柳津観光協会案内所
柳津観光協会案内所前


駐車場からさらに登り続けると
柳津名物【あわまんじゅう】を
製造販売している菓子店が数件あります

あわまんじゅうはせがわ屋
桐専門店こいけ
会津地酒專門杉本商店

あわまんじゅうの有名所【小池菓子舗】も
この道沿いにありますが今回は【いなばや菓子店】で
様々な味のあわまんじゅうを購入しました

いなばや菓子店
あわまんじゅう桜
あわまんじゅうずんだ

さくら、粒あん、ずんだ、白あんと4つの味を
みんなでシェアして食べ比べを楽しみました


おやつのパンを買いに【ぱん工房あかべこ】へ

あわまんじゅうを買い終え駐車場に戻り
車で坂道を下ります
下り終えた右側に【ぱん工房あかべこ】があります
湖水浴で泳ぎ終わったらお腹が減るだろうと思い
おやつ代わりにここでパンを買って行くことに

ぱん工房あかべこ

前にSNSで見かけたパン屋さんで
入店してみるといろいろ美味しそうなパンがありました

ぱん工房あかべこ
ぱん工房あかべこ


そんな中でも面白いパンが
【赤べこパン】
見た目も可愛いのですが
味も林檎ジャムで美味しかったです

赤べこパン
ぱん工房あかべこ
赤べこぱん

そんなこんなで
福満虚空蔵菩薩圓藏寺や周辺のお店を満喫し
再び車を走らせ【沼沢湖】へ向かうのですが

記事が長くなってしまったので
旅日記は前半・後半に分けて書きたいとおもいます

赤べこポスト
赤べこ提灯
赤べこ花壇

近日中に後半を書いて
更新しますので
よければご覧ください

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